珈琲焙煎機「RM500」のご利用について

PLUSMOTION 家庭用珈琲焙煎機 RM500 の使い方・安全・モード別操作・メンテナンス・FAQ をまとめたガイドです。
製品について
製品概要
オート/アシスタント/マニュアルの3種類の焙煎モードに対応。
- オートモード:初めて焙煎する方や簡単に焙煎をしたい方向けのモード。
- アシスタントモード:オートモードでの焙煎に慣れたきた中級者向けのモード。
- マニュアルモード:焙煎や本焙煎機の操作を熟知した上級者向けのモード。
各部の名称

ご使用前の安全上のご注意
- 使用中は必ず製品から目を離さず、子どもやペットが近づかないよう注意してください。
- 異臭・異音・煙・異常な動作を感じた場合は、直ちに使用を中止し、電源プラグを抜いてください
- 本体表面は高温になります。焙煎中・冷却中は触れないでください。
- 水平で安定した耐熱の台に設置して、周囲から30cm以上離してください。
- 引火・加熱の恐れがあるものは近くに置かないでください。
ご使用の準備
リモコン接続
- リモコンのUSBプラグを本体前面のUSBポートへ接続。
- USB接続後、操作ボタンで温度・風量・モード等を制御できます。

フィルター/煙突の設置
- フィルター:煙はフィルターにて浄化されて排出されます。設置方法:本体上部の排煙口にフィルターを置き、USB プラグを本体の背面にあるUSBポートに接続します。
- 煙突:煙は煙突を通って排出されます。設置方法:本体上部の排煙口に挿し込み、固定リングを締めます。


サンプルスプーンとチャフコレクターの装着
- サンプルスプーンを突起がロック解除マークを指すように挿入し、サンプルスプーンをロック施錠マーク方向に回転させてロックします。
- 豆投入口を閉めます。
- チャフコレクターを閉めます。



焙煎方法
リモコンの基本操作
- 電源:長押しでオン/オフ切り替え
- T/F: 1回押すと温度モードが表示され、長押しするとT(摂氏℃)とF(華氏℉)のモードが切り替わります。
- P:プロファイル選択(「011~033(オート)」「COL(冷却)」「–(マニュアル)」の順に表示されます。) 「–(マニュアル)」は長押しでも選択できます。
- PH:2回押すと予熱が始まります。
- R:2回押すと焙煎と時間計測が始まります。アシスタントモード・マニュアルモードでの焙煎中に長押しするとヒーターの動作が停止します。
- C:1回押すと焙煎した豆の冷却を開始または停止します。
- 温度設定 ※: [TEMP] の 「+」「-」を押して、予熱温度または 焙煎終了温度を設定します。
- 熱量設定 ※: [POWER] の 「+」「-」を押して、ヒーターの熱量を設定します。(20段階)
- 風量設定 ※: [FAN] の「+」「-」を押して、排煙ファン風量を設定します。(20段階)
- フィルター設定 ※: [FAN] の 「+」「-」 を同時に長押ししてフィルター風量設定に切り替え、「+」「-」を押すとフィルターのファンの風量を設定できます。(5段階) ※温度、熱量、風量、フィルターの設定は、マニュアルモード時のみとなります。

プロファイルに従って、自動で焙煎が進行します。
- プロファイル設定
- 「P」ボタンを押して、生豆のプロセスと焙煎レベルに応じてプロファイルを選択します。(下記表参照)
- 予熱開始
- プロファイルを選択後、「PH」ボタンを2回押すと予熱が開始されます。
- 予熱の目標温度に達するとブザー音が鳴ります。目標温度は15分間維持されます。焙煎を開始しない(豆を投入しない)状態で15分経過すると予熱が停止されます。
- 豆投入
- 豆投入口を開け、推奨量(350~400g)の生豆をドラムに入れます。
- 焙煎開始
- 「R」ボタンを2回押すと焙煎が開始されます。豆投入により温度が20℃下がると、自動的に焙煎が開始します。
- 焙煎終了
- 焙煎終了時にブザー音が鳴り、「C」ボタンが点灯して冷却ファンが作動します。
- 焙煎豆トレイを引き出し、窓付き開閉ノブを開けて豆を排出し、選別棒を使って豆を均等に広げてください。
- 豆は排出後、約3〜5分で冷めます。冷めたら焙煎豆コレクターを少し持ち上げて左右から取り出してください。
- 「C」ボタンは点灯後、15分で消灯し冷却ファンが停止します。
- 冷却および排煙
- 豆が冷めて、焙煎豆コレクターを取り出したら、窓付き開閉ノブを開いたまま、「P」ボタンを押して「COL」を選択してください。排気による冷却が行われます。内部温度が60℃以下になると自動停止します。
- 終了
- ※電源を切る前に必ず「6.冷却および排煙」を行って下さい。・電源ボタンを長押しして電源をオフにし、電源プラグをコンセントから抜きます。
| プロセス | コード | レベル | 産地(推奨) | 品種(推奨) | 淹れ方(推奨) |
|---|---|---|---|---|---|
| ナチュラル/ドライ | 011 | ライト | アフリカ、中南米 | シダモ、イルガチェフェ、ゲイシャ、ハンベラ | ドリップ、コールドブリュー |
| ナチュラル/ドライ | 012 | ミディアム | 中南米 | セラード | ドリップ、コールドブリュー、フレンチプレス |
| ナチュラル/ドライ | 013 | ダーク | アフリカ、中南米 | セラード、シダモ、イルガチェフェ | ドリップ、コールドブリュー、フレンチプレス、エスプレッソ |
| ウォッシュド/ウェット/バレル・フェルメンテイド | 021 | ライト | アフリカ、中南米 | シダモ、イルガチェフェ、ゲイシャ、ハンベラ、ケニア | ドリップ、コールドブリュー |
| ウォッシュド/ウェット/バレル・フェルメンテイド | 022 | ミディアム | 中南米、アジア・オセアニア | ウィラ、ホンジュラス、シグリ | ドリップ、コールドブリュー、フレンチプレス |
| ウォッシュド/ウェット/バレル・フェルメンテイド | 023 | ダーク | アフリカ、中南米、アジア・オセアニア | ウィラ、シグリ、ケニア | ドリップ、コールドブリュー、フレンチプレス、エスプレッソ |
| ウェットハル/ハニー/パルプドナチュラル | 031 | ライト | 中南米 | コスタリカ | ドリップ、コールドブリュー、フレンチプレス、エスプレッソ |
| ウェットハル/ハニー/パルプドナチュラル | 032 | ミディアム | 中南米、アジア・オセアニア | コスタリカ、マンデリン、イエローブルボン | ドリップ、コールドブリュー、フレンチプレス |
| ウェットハル/ハニー/パルプドナチュラル | 033 | ダーク | 中南米、アジア・オセアニア | マンデリン、イエローブルボン | ドリップ、コールドブリュー、フレンチプレス、エスプレッソ |
1.から4.までのステップはオートモードと同じとなります。焙煎の終了(豆を落とすタイミング)が調整可能となります。
注意事項
オートモードでの焙煎回数を重ねて、オートモードでの焙煎を熟知してから行ってください。熟知がないまま、イタリアンローストのような極めて深いレベルの焙煎はお控えください。豆の焦げや、煙・油蒸気の大量発生による焙煎機の故障や発火・火災の原因となります。
オートモードでの焙煎回数を重ねて、オートモードでの焙煎を熟知してから行ってください。熟知がないまま、イタリアンローストのような極めて深いレベルの焙煎はお控えください。豆の焦げや、煙・油蒸気の大量発生による焙煎機の故障や発火・火災の原因となります。
- プロファイル設定
- 「P」ボタンを押して、生豆のプロセスと焙煎レベルに応じてプロファイルを選択します。(下記表参照)
- 予熱開始
- プロファイルを選択後、「PH」ボタンを2回押すと予熱が開始されます。
- 予熱の目標温度に達するとブザー音が鳴ります。目標温度は15分間維持されます。焙煎を開始しない(豆を投入しない)状態で15分経過すると予熱が停止されます。
- 豆投入
- 豆投入口を開け、推奨量(350~400g)の生豆をドラムに入れます。
- 焙煎開始
- 「R」ボタンを2回押すと焙煎が開始されます。豆投入により温度が20℃下がると、自動的に焙煎が開始します。
- 焙煎中
- 「P」ボタンを2回押すとアシスタントモードに切り替わり、プロファイル表示が「AST」となります。
- 熱量と風量はプロファイルに従って動作しますが、焙煎は自動終了しませんので、豆の色、音、香り、温度を確認しながら、焙煎終了(豆を落とすタイミング)を決めます。
- 焙煎終了
- 「R」ボタンを長押しして、ヒーターの動作を停止します。
- 焙煎豆トレイを引き出し、窓付き開閉ノブを開けて豆を排出し、選別棒を使って豆を均等に広げてください。
- 「C」ボタンを押して冷却ファンを動作させます。豆は約3〜5分で冷めます。冷めたら焙煎豆コレクターを少し持ち上げて左右から取り出してください。
- 冷却および排煙
- 豆が冷めて、焙煎豆コレクターを取り出したら、電源ボタンを長押しして電源をオフにし、再度電源を入れてください。窓付き開閉ノブを開いたまま、「P」ボタンを押して「COL」を選択してください。排気による冷却が行われます。内部温度が60℃以下になると自動停止します。
- 終了
- ※電源を切る前に必ず「6.冷却および排煙」を行って下さい。
- 電源ボタンを長押しして電源をオフにし、電源プラグをコンセントから抜きます。
全ての工程、設定をマニュアルで調整しながら焙煎を進めます。
- ・オートモードの焙煎中に「P」ボタンを長押しすることで、マニュアルモードに切り替えることもできます。
注意事項
オートモード、アシスタントモードでの焙煎回数を重ねて、焙煎や本焙煎機を熟知してから行ってください。熟知がないまま、マニュアルモードで焙煎することは発煙・発火・火災の原因となります為、お控えください。
オートモード、アシスタントモードでの焙煎回数を重ねて、焙煎や本焙煎機を熟知してから行ってください。熟知がないまま、マニュアルモードで焙煎することは発煙・発火・火災の原因となります為、お控えください。
- 予熱開始/予熱温度設定
- 「PH」ボタンを2回押すと予熱が開始されます。
- 温度設定[TEMP] の「+」「-」を押して予熱の目標温度を設定します。
- 予熱の目標温度に達するとブザー音が鳴ります。目標温度は15分間維持されます。焙煎を開始しない(豆を投入しない)状態で15分経過すると予熱が停止されます。
- 豆投入
- 豆投入口を開け、推奨量(350~400g)の生豆をドラムに入れます。
- 焙煎開始
- 「R」ボタンを2回押すと焙煎が開始されます。豆投入により温度が20℃下がると、自動的に焙煎が開始します。
- 焙煎中設定
- 熱量[POWER]、排煙風量[FAN]、フィルター風量[FAN]を調整して焙煎を進めます。
└ 熱量[POWER]・・・「+」「-」を押して、20段階でヒーターの熱量を調整します。
└ 風量[FAN]・・・「+」「-」を押して、20段階で排気ファンを調整します。
└ フィルター[FAN]・・・「+」「-」を同時に長押ししてフィルター設定に切り替えます。その後、「+」「-」を押して、5段階でフィルターの風量を調整します。※フィルター設定は、フィルターを接続している場合のみとなります。
※風量(排気ファン)を動作すると、フィルターは2段階目で動作が開始されます。 - 焙煎進行
- 豆の色、音、香り、温度を確認しながら、焙煎終了(豆を落とすタイミング)を決めます。
- 温度設定[TEMP] の 「+」「-」を押して、焙煎終了温度を設定することもできます。
- 温度が220℃に達するとヒーターは動作を停止します。
- 焙煎終了
- 「R」ボタンを長押しして、ヒーターの動作を停止します。
- 焙煎豆トレイを引き出し、窓付き開閉ノブを開けて豆を排出し、選別棒を使って豆を均等に広げてください。
- 「C」ボタンを押して冷却ファンを動作させます。豆は約3〜5分で冷めます。冷めたら焙煎豆コレクターを少し持ち上げて左右から取り出してください。
- 「C」ボタンは点灯後、5分で消灯し冷却ファンが停止します。
- 冷却および排煙
- 豆が冷めて、焙煎豆コレクターを取り出したら、窓付き開閉ノブを開いたまま、「P」ボタンを押して「COL」を選択してください。排気による冷却が行われます。内部温度が60℃以下になると自動停止します。
- 終了
- ※電源を切る前に必ず「7.冷却および排煙」を行って下さい。
・電源ボタンを長押しして電源をオフにし、電源プラグをコンセントから抜きます。
お手入れ・清掃時
- 使用後は本体が完全に冷却されてから清掃を行ってください。
- 清掃前には必ず電源プラグを抜いてください。
- 毎回、焙煎豆コレクター・トレイ、チャフコレクター・内部スペースを清掃してください。 ※チャフ(薄皮)が残っていると発火の危険がありますので、必ず取り除いてください。
- 排気ファン・冷却ファンボックスの清掃も定期的に行ってください。 ※矢印箇所のネジを外し、柔らかい布やブラシで内部を清掃してください。


付属部品
- 煙突を伸ばす際は、ゆっくり丁寧に操作してください。強く握ったり、無理に動かすと破損の原因となります。
- フィルター清掃時は、上下の向きに注意して再装着してください。
- フィルターも定期的に確認して清掃してください。清掃しても煙が減らない場合は新しいフィルター(LG-PM-RMFILTER)と交換してください。

製品仕様
- 型番: LG-PM-RM500
- 最適焙煎容量: 350g~400g
- 定格電圧: 100V
- 定格周波数: 50Hz/60Hz
- 定格消費電力: 1000W
- サイズ::奥行492×幅264×高さ402mm(フィルター取付時/突起部含む)
- 重量:約10kg(フィルター/リモコン含む)
- 付属品:選別棒*1、刷毛*1、スコップ*1、煙突*1
ご注意
- 焙煎後は、必ず冷却機能を使用して本体内部を十分に冷却してください。
- 焙煎後は、冷却を含めて90分以上間隔をあけてから、次の焙煎を行ってください。
- 冷却を行わずに電源を切ったり、次の焙煎を行うと、故障や異常加熱の原因となる恐れがあります。
- 製品の改造・分解は絶対に行わないでください。
よくあるご質問
推奨焙煎量は何グラムですか?
最大焙煎量は500gですが、最適焙煎量は350~400gです。
焙煎後は毎回冷却が必要ですか?
焙煎後は必ず毎回冷却を行ってください。冷却をせずに連続焙煎する事や、電源を切る事は発煙・発火・火災の原因となります。
チャフの清掃のタイミングは?
焙煎ごとに清掃をおこなってください。清掃を怠ると発煙・発火・火災の原因となります。
交換用フィルターを購入したいのですが?
公式サイトよりお買い求めくださいませ。
風量設定[FAN]を「0」で焙煎しても良いですか?
風量設定[FAN]を「0」で焙煎すると適切に排煙されない為、風量設定[FAN]は必ず動作させてください。
付属オプション品のご購入

※型番・価格は販売ページでご確認ください。

